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2011年10月25日 (火)

ラクマーヤ

人形町の賑やかな街の中ほど「三日月座」という喫茶室がある。雰囲気のよいちょっと古いたたずまいのお店だ。
ここで人形劇の公演があった。ヂバドロ・アノの北井あけみとアコーディオン奏者岩城里江子のコラボ人形劇「水脈」という作品。店の奥にパンチ劇のように人形の舞台をしきったセットがたてられている。生演奏のアコーディオンの音はどこか心を弾ませる響きがある。まずは、かわいいようなちょっとへんてこなクマが登場。前半はこのクマの生活。後半は老婆の人形が出てきてその世界が描かれる。時々、不思議な展開があるのが綺麗だった。
数日おきに場所を変えて上演していたが、11月20日に仙川のniwako-yaというレストランで上演するようなので、見たいと思う方はぜひ。


北井あけみと同じヂバドロ・アノのメンバーの塚田次実も11月に国立ラボで「あかりもり」という作品を上演する。
ヂバドロ・アノというグループは1997年〜99年に開催されたプロジェクト2000に参加したメンバーがプロジェクト後に結成されたオブジェクト・シアターという人形と限らず、モノを遣って表現していくことを考えて作品造りをしている。人形劇を志しているというより、いかにモノとかかわって自己表現を深めていくか、演劇の小道具とは違い、モノが主役になったりする舞台を構成したりする面白い発想方法をもって上演活動を続けている。
ヂバドロ・アノの作品を見ていると、いろいろな舞台の要素を持ちながら、新たな表現手段を手に入れたような印象を受ける。
ジャンルにとらわれず、解放した見かたをすると、観客も自由にしてくれるのかもしれない。


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